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マタイ講解説教①「クライマックスの始まり」 横田法路師

聖書 マタイ1:1~17   中心 マタイ1:17

イエス・キリストの系図が指し示す神の恵み―神の救いの歴史における「クライマックスの始まり」

1.約束を必ず成就される真実なる神

 「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図」(1:1)

 アブラハムに対する神様の約束(創世記12:2~3)の成就がイエス・キリストです。2000年かかっても、神様の時に、確かに約束を守ってくださいました。真実な神様です。ダビデに対する約束(Ⅱサムエル7:12~13)も同じです。神様は約束を決して忘れられません。神様は語られたことを必ず成就してくださいます。

2.民族の悲劇とその原因である罪からの救い

 「バビロン捕囚」(11-12、17)は、イスラエルの民にとっては悲劇のクライマックスです。国がなくなり、神殿は破壊され、人々の自由が奪われました。この歴史は、彼らの罪、自己中心、神に背を向けた生き方が悲劇を生み出したことを物語っています。本当の救いは罪からの救いです。イエス・キリストは罪から救うため、罪の支配から解放するために来られました。

3.歴史を支配しておられる神 マタイ1:17

神様の救いの歴史には秩序があります。歴史を支配しているのは人間でも偶然でもなく、神様です。私たちの人生にもいろんなことが起きてきます。理解できず、時には混乱するかもしれません。しかし、神様があなたの人生をご支配くださっています。私たちの命は人の手の中ではなく、私たちを愛して十字架にまでかかってくださった、愛なる神様の手の中にあります(マタイ10:29)。

4.疎外されている者(異邦人)に目をとめ、用いられる神の深い愛

タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ(ウリヤの妻)は社会から軽蔑されたり、排除されるような女性たちでした。神様はあえて無きに等しい者に目を留め、慈しみ、救い、用いてくださいます。それが神様の恵み、憐みです。男性と女性、民族間、奴隷と自由人、イエス・キリストはそのような社会の壁を打ち砕いて、新しい神の国、神様の愛と恵みの世界をつくり出すお方として来てくださいました(ガラテヤ3:28)。

2000年の時を超え、神様のご真実が証しされました。歴史を支配しているのは人間でも偶然でもなく神様です。イエス・キリストこそが神様の愛と憐みを具現化したお方です。このお方を通して社会の壁が打ち砕かれ、神の世界が打ち立てられます。このお方の中にすべてがあるのです。

だからユダヤ人たちはこの系図を読む時、感動が湧き上がってきたのでしょう。あの約束がついにイエス・キリストにおいて成就した、クライマックスがやってきた。いよいよ新しい時代が始まったという感動をもってこの系図を読んだはずです。私たちもこの感動を共にしたいと思います。イエス様はあなたの人生を変えてくださり、新しい人生をスタートさせてくださいました。このお方が信仰によってあなたのうちにおられるということを覚えましょう。

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