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2021/2/28 マタイ講解説教④「絶望の中に希望が満ちる」 横田法路師

 聖書 マタイ2:13~23    中心 エレミヤ31:17

 今日の聖書の箇所には絶望感が広がっています。ヘロデは自分の王位が脅かされないために、ベツレヘムとその周辺の二歳以下の男の子を皆殺しにしました。

1.この世界には巨大な悪の力が働いている

 残念ながらこの世は天国ではありません。この世には悪があり、猛威を振るっています。

2.この世界には理解できない悲しみや深い絶望感を経験することがある 

 慰めを拒むほどの失望です(マタイ2:18)。愛は、時に悲しみと一体化することを求め、回復を拒絶することすらあります。「なぜそれが私に」という理解できない痛みや絶望を経験することがありますが、ここにはその具体的な理由が書いてあるわけではありません。

3.この世界に来られ、苦しむ人々の傍らにキリストがおられる

 犠牲になった子どもたちは、理由なく殺された名もなき幼子です。イエス様はやがて十字架において理由なく犠牲となられました。イエス様は名もなき幼子と苦しみを共にされたのです。

4.人生で起きていることの意味を教えてくれるのは神の言葉である

 すべての意味を知ることができるわけではありません。天国に行った時、そのすべての意味が明らかになるでしょう。しかしながら、神の言葉は人生に起きてくることの大切な意味を教えてくれます。

①新しいモーセ(2:14-15、19-20):モーセはイスラエルの民をエジプトから救い出す救世主の役割を担いました。②イエスはまことのイスラエル(2:15、ホセア11:1):イエス様はイスラエルに対する期待をすべて成就されたお方です。③ダビデの子(2:23):ナザレは人々から軽蔑されていました(ヨハネ1:45-46)。イザヤ書では(11:1)、切り倒され、低くされた根株から新しい芽が出るとあります。 

すべてを理解できない時、神のみ言葉を読むのです。み言葉に聞く時、神様はみ言葉を通して人生の意味や目的や理由を教えてくださいます。試練の時、決断や選択の時、特に神のみ言葉を聞いてください。日ごろからみ言葉をよく学ぶことが大切です。時間はかかるかもしれませんが、ぜひ続けていこうではありませんか。

5.絶望の中に希望がある  

 神様がここにエレミヤ31章15節を持ってこられたのには深い理由があります。それが結論ではないからです。

「あなたの泣く声、あなたの目の涙を止めよ。あなたの労苦には報いがあるからだ。─主の言葉─彼らは敵の地から帰って来る。あなたの将来には望みがある。─主の言葉─あなたの子らは自分の土地に帰って来る」(31:16-17)。これが神様のご計画です。今、目の前に絶望的な状況しか見えなくても、その下には地下水のように希望の約束が流れているのです。

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