Menu

0 Comments

2021/6/27  「永遠に価値ある人生のコアバリュー①信 望 愛」  横田法路師

聖書 Ⅰコリント13章8-13節    中心 Ⅰコリント13章13節

コアバリューは核となる価値観です。私たちの人生にとって大切なものを明確にする時、日々の歩みに違いを生み出していきます。

内村鑑三は「勇ましく高尚なる生涯」でトーマス・カーライルのことを取り上げています。彼は何十年もかけて『フランス革命史』を書き上げたが、その原稿を借りていった友人宅で誤って燃やされてしまった。心血注いで書き上げたものが灰になり、何もする気が起きなかった。一週間後、彼は自分に問いかけた。「汝は愚人である。汝が書いた革命史はそんなに尊いものではない。尊いのはこの患難を忍んで再び筆を執ることだ。そのようなことで失望する人間が書いた革命史は社会に出しても役に立たぬ」、自分を鼓舞した。

 試練や患難の時に私たちはどのような生き方をするのでしょうか。大事なことは私たちが何をしたかではなく、どう生きるかです。それこそ私たちが後世にのこすべき大切なものです。砂浜の足跡のように私たちの人生は一瞬にして消え去り、忘れ去られることがあります。「いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです」(13)。このコアバリューに基づいて日々の選択、決断をする人生こそ、決して色褪せることなく永遠にのこるのです。

・信仰によって生きる=キリストを通して罪が赦され、神の子として受け入れられていることとを信じて生きる。私たちのアイデンティティは、神様に愛されている神の子どもであることです。神様の働きが完全にはわからなくても、神様は全能のお方、愛なる善きお方であることを信頼して生きることです。

・希望によって生きる=キリストを通してすでに約束されている善き将来を期待しながら(楽しみにしながら)生きる。究極の希望は、「天のふるさと」に帰り、天の完全なる愛のお父さんである神様と「顔と顔とをあわせて見る」ことです。今は「天のふるさと」への帰り道にあります。

・愛によって生きる=神様に愛されている者として、神様を心から愛して生きることです。神様を愛するとは、神様が愛しておられる隣人を愛して生きることでもあります。

 信、望、愛、これが永遠に価値ある人生のコアバリューです。このような生き方を可能にするために聖霊が来てくださり、あなたの内に住んでくださっています。私たちが聖霊を無視して生きようとする時、自分の力や頑張りで何とかしようとする時、もがき苦しむのです。

 神様が癒してくださいましたが、千代子先生には不安との戦いもありました。ある時、私たち家族にこう言いました。「本当に祈ってほしい。今まで二回癌の癒しを経験したけど、三回目は教会のみなさんに祈っていただいている。もし、癒されていなかったら、もしかしたらどなたかのつまずきになるかもしれない」。私は母に「癒しは私たちの側ではなく神様の主権。もし癒されなかったなら、神様はそれ以上の良いことを計画しておられる」と言いました。母はこのような状況でも神様を仰ぎ、祈って信頼して歩んでいます。

神様に祈り、信仰によって生きるという生き方がどれほど尊い、価値ある生き方であるかということを教えられました。人生のコアバリューに共に立っていこうではありませんか。

タグ: