20211212 「主のことばに支えられて生きる人生の幸い」 横田法路師
ルカ1章26~45節 ルカ11章28節
み使いを通して示された主の救いの計画と使命(ルカ1:30~33)はマリアの理解を超え、戸惑いました(1:34)。
1.「主のことば」を聞く
試練の中で一番大切なことは主のことばを聞くことです。神様がどういうお方か、この世界で何をしておられ、何をされるのかを教えてくださるからです。プロセスを知るより大事なことです。それが乗り切れないと思えるような試練さえも通過することができる鍵です。
①神があなたと共におられる(1:28)
②神はあなたを愛している(1:28)
③神の力があなたをおおう(1:35)
④神にとって不可能なことは何もない(1:37)
これこそ私たちが主のことばを聞く理由です。主の言葉だけが神様を教えてくれます。信頼する時、危機を乗り越えていく力が与えられます。
2.「主のことば」に立つ 1:38
マリアは壮大な役割を受け止めることができたのは主のことばに立ったからです。そしてその主のことばが彼女を支えました。(ルター「われここに立つ」)
主のことばにマリアが立つことを支えたもう一つことは、信仰の仲間エリサベツの存在です。主のことばに立つことができたあなたは幸いな人だと言いました(1:45)。主のことばに立つことを励ます交わり、それが信仰の交わりです。
3.「主のことば」を日々思いめぐらし、養われていく
マリアが主のことばに立つことができたのは日頃から主のことばを心に留め、思い巡らし、養われていたからです(2:19,51)。すべてを理解できなくても心に留めました。私たちのみ言葉に対する姿勢は詩篇1:2~3です。「口ずさむ」は思い巡らすことです。主のことばを心にたくわえ、思い巡らす人は、それが養分となって成長し、時が来ると実を結ぶようになります。み言葉が血となり、肉となり、栄養となっていくためには時間をかけることが必要です。思い煩いはみ言葉を塞ぎます。デボーションを通していただく恵みがありますが、黙想というのはたくさんのことを心に入れなくても大丈夫です。一章読んで何か心に残るみ言葉があれば一日、あるいは一週間、何を教えているんだろうか、神様は私に何を教えたいんだろうか、それを思い巡らしていく。私たちの思い煩いやいろんなことを突き破って、み言葉が心に深く届いてやがて栄養となって命となっていく。
2022年、どんなことを願っておられますか。一緒に大事にしていきたいことは、み言葉に養われることです。み言葉に養われる2022年になろうではありませんか。時が来ると実が結ばれていきます。
結 論
「幸いなのは、むしろ神のことばを聞いてそれを守る人たちです」(11:28)。主のことばを聞いて行う人は、イエスとマリアの特別な関係以上に霊的に深く結ばれています。それこそが真の幸せです。いろんなことがやってくる時、大切なのは主のことばに立つことです。
娘が幼稚園の時に救急車で運ばれたことがあった。病院に向かいながら状況が分からず恐れがあった。その時エレミヤ29:11のみ言葉が与えられた。聖霊様がこのみ言葉を思い起こさせてくださった時、私は信じた。たとえ娘にどんなことが起こっていたとしても、神様は必ず平安と将来と希望の人生に導いてくださる、そのことは確かである。 み言葉を通して教えられた時に平安が訪れた。
神様はみ言葉を通して、平安や力を与えてくださる事を覚えて感謝しました。
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