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2022/5/29 「人生のすべてのマイナスはプラスになる!」 横田法路師

聖書 ローマ8章26~30節   中心 ローマ8章28節

 私たちの人生にはいろいろなことが起きてきます。自分の責任ではなかったとしても、そこから立ち上がるのはあなたの責任です。神様は助けてくださいます。その鍵は真理を知ること、神様を知ることです。

1.神が一緒に働いてくださる 口語訳 ローマ8:28

神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」

神様が一緒に働いてくださるから、そこに変化が生まれてくるのです。

2.神の計画の実現(=キリストに似た者となる29節)において益となる

 「ご計画に従って召された者たち」(28)、神様のご計画があり、その計画が実現する上ですべてのことは益となります。「御子のかたちと同じ姿」(29)に変えられていくことが神のご計画です。キリストは愛の人、信仰の人、祈りの人、忍耐の人です。人生に起きてくる嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと、神様はそれを用いてキリストの似姿へと育ててくださるのです。自分自身が変えられないなら問題は残ったまま、本当の意味で状況は変わりません。無駄なことは一つもありません。意味のない苦しみほど苦しいことはありません。苦しみには意味があり、神様はそれを用いてあなたをキリストの似姿へと変えてくださいます。

3.神の変革のプロセスにおいて、今という時、最善の神を愛して(信頼して)生きる

 ヨセフの生涯(創世記37-50章):神様に従うがゆえに問題が起きるということもあります。神様は悪を良いことに変えてくださいました(50:19-20)。ヨセフの姿はイエス様の姿です(ルカ23:34)。これが「益となる」です。思い通りではないかもしれませんが、それを通して主の似姿へと造り変えられ、多くの人の救いのために用いてくださいます。鍵は創世記39章2節「主がヨセフと共におられた」からです。神様が共におられるからヨセフはこの試練を耐え、通過することができたのです。みなさん、神様を愛して、神様が共におられることを忘れないで、このお方に祈りながら、委ねながら歩んでいこうではありませんか。ヨセフを支えてくださった主は、あなたを最後まで必ず支えてくださり、持ち運び育て、用いてくださいます。

 駐車場の真ん中の土地購入の証し:8年前に交渉を始めると値段が吊り上がり、当初の三倍以上になった。他の問題もあり、みこころではないと示され、交渉は決裂した。問題の解決を祈ったが6年経っても変化の兆しは見えなかった。ところが7年目に動き出した。7月に総会で会堂建築の場所がここに決まった。8月から駐車場の土地は動き始め、10月には買い手が決まって手付けも終わっていた。一つの門が閉ざされたら神様は別の門を開いてくださると落ち込まずに祈っていた。翌年1月、別の会社から電話がかかって来た。「この土地を買いませんか?」びっくりした。交渉の席に着いた時、金額は前回の半額以下だった。人のわざではなく神様が働かれたことの明確なしるしだと思った。7年間は無意味ではなく、私たちの信仰を強め、育てるためだったことを教えていただいた。

 なぜ、いつまで・・・失望落胆しそうになる時があるかもしれない。神様は神様の時に、神様の素晴らしいご計画が実現していく。私たちは神を信頼し、神を愛し、神に委ね、神様が示してくださることに一歩、この一歩の意味がわからなくても、従って行こうではありませんか。時が来ると主はそれを益へと変えてくださるのです。

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