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2022/9/25  日本宣教の壁を乗り越える鍵~共に(together)  横田法路師

聖書  使徒の働き2章37-47節   中心 エペソ4章16節

 神様の目的に沿って用いられる時に本当の意味での喜びや充実感が与えられます。目的は二つです。罪によって壊れた関係が回復し、イエス・キリストに似た者へと成長すること、もう一つは、神様の働きに用いられること、救いの目的のために用いられることです。

エドモンド・チャン師:「私たちの人生において大切な神様の御心は二つの言葉で表すことができる。ウォーク(歩み)とワーク(働くこと)です。この二つは切り離してはいけない。日々神様と共に歩んでいく先に大きな実が結ばれてきた。」

 日本のクリスチャン人口は1%です。その1%に私たちを選んでくださったのは、神様のみこころ、すべての人が救われること(Ⅰテモテ2:4)を覚えて、99%の人に仕えるためです。1%の壁を超えることができないと失望する必要はありません。弟子たちは120人から宣教をスタートしました。弟子たちはどのようにして宣教の壁を乗り越えていったのでしょうか。

宣教の壁を乗り越えさせた宣教の動力

1.聖霊に満たされる(使徒1:8)

 迫害を恐れていた弟子たちに聖霊が降り、イエス様を証しする力が与えられました。聖霊が臨む時に壁を乗り越える原動力が与えられます。内におられる聖霊にもっと信頼して、聖霊の力によって歩んでいきましょう。

2.福音を大胆に語る(使徒2:38)

 ペテロは福音をはっきり大胆に伝えた時、人々は救われました。今の時代も出て行って大胆に福音を伝える必要があります。

3.福音を裏付ける生き方としての新しいコミュニティー(教会)の存在(2:41-47)

 イエス様を信じた人たちの生き方を見て、毎日救われる人が起こされました(47)。教会はイエス様の教えを実践する共同体、祈る共同体でした(42)。いつも集まって祈っていました。多様なバックグラウンドを持ち、賜物も違いますが、心を一つにしていました(44、46、47)。「不思議としるし」(43)はイエス様が働かれていたということです(22)。

4.教会と教会が協力しながらつながり合い助け合い、宣教のわざに励むエペソ4:16

 一人ひとりが神様から示されて愛を現し、それぞれの役割を果たしていく時教会は成長します。教会が成長する時、教会と教会がつながって、協力し合い、福音がもっと多くの地域に広がっていきます。イエス様が教会を通して働いてくださる時、そこに奇跡が起きていくのです。

この4つのことに一緒に取り組むことができたら99%の人たちに届くことができます。宣教の鍵は二つの「共に(togethr)」です。

①一人ひとりが「共に」協力してキリストにある新しい共同体(具体的な姿は6本柱)を建て上げる。

②教会と教会が「共に」協力して助け合い、仕え、福音を伝えていく。九州の諸教会と協力しながら宣教に励んでいきたい。

「福音を大胆に伝え、かつそれを裏付ける新しいコミュニティを共に建て上げることで、九州の諸教会と共に日本宣教の壁を乗り越える。」これが私たちの教会のミッションではないでしょうか。

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