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2022/10/2  「キリストの弟子となる道—主にささげる大切な5原則」 

聖書 歴代誌上29章1-14節     エドモンド・チャン師

 「弟子となりなさい」「弟子を育てなさい」と命じられたのはイエス様です。サタンは弟子の道から離れさせようとします。サタンの最大の嘘は、弟子はスーパークリスチャンのためのもので、他の人たちは弟子になってもならなくてもいいという偽りです。

 弟子の道は私たちが主のために何をするかではなく、神様が何をしてくださったかから始まります。神様が愛してくださったから私たちも神様を愛します。弟子の道はイエス様を愛する道であり、愛することはささげることにつながるのです。

主にささげる大切な5原則(歴代誌上29章)

原則1:主にささげることは重荷が伴う(1)

 ささげることには重荷が伴い、情熱が伴います。最大の障害は私たちが幻想の世界に生きていることです。お金が安心安全を保障する幸せの鍵、成功の鍵だという幻想です。

原則2:主にささげるには準備が必要(2)

 数年前、宣教チームを派遣した中国の小さな教会が、豊かな教会の会堂建築のために一人ひとり一カ月分の給料をささげました。感動しました。自分たちは会堂を持っていないにも関わらず、喜んでささげたのです。

 一人の方が足を引きずりながら三つの銀行を回ってやってきました。牧師が聞きました。「仕事を失ったんですか?」「そうです」「預金を全部主にささげるんですか?」「そうです」彼は「神様が面倒を見てくださる。だから私のベストをイエス様にささげたい」と告白しました。

 ささげるというのは心の準備が伴わなくてはならないのです。

原則3:主にささげることは礼拝の行為(3)

 ささげるというのは心の献身の現れです。会堂建築の時、私たち夫婦は預金を全部ささげようと決心しました。幼い二人の娘たちもすべてをささげました。ブタの貯金箱を壊す時、歴史上最大の犠牲について話すことができました。その日、ささげるというのは礼拝であるということを新しく学びました。

原則4:ささげることは自らをささげることに続く(5)

 ささげることが難しいのは、この世界が自分のホームだという幻想に生きているからです。この世界は私たちのホームではありません。やがて過ぎ去ります。本当に大切なことに投資するのが賢い生き方です。幻想の中に生きないで神の国の現実の中に生きましょう。神様にあって私たちの人生は保証されています。自分自身をささげ、神様の目的のために用いられることを願おうではありませんか。

原則5:私たちは所有者ではなく管理者(14)

 私たちの教会はお金持ちの人によって建てられたのではなく、忠実なキリストの弟子たちによって建てられました。(礼拝で隣の人の財布を受け取って献金する時、どれくらいささげますか? 全部ささげるのではないでしょうか。なぜ? あなたのお金じゃないからです。)

重要なポイント:自分のお金ではないことがわかればささげることは容易になります。私たちは自分のものだという幻想を持っています。現実は、すべて神様のものであり、神様が預けてくださっているのです。「私のお金をささげる」ではなく「神様から預かっているお金を返す」のです。所有者ではなく管理者としてささげる時、容易になります。

結 論 主にささげましょう!

 この世界は私たちのホームではないことをもう一度覚えましょう。私たちがこの世界を去る時お金を持って行くことはできません。この世界は過ぎ去ります。イエス様のためにしたことだけが永遠に残るのです。 小さな中国の教会はそのことを知っていました。彼らは私たちを祝福しました。私たちを通して他の教会、他の人々を祝福するためです。同じスピリットを持つことを願います。あなたが主にささげるのは、それが主のものだからです。あなたが神の御国のためにささげたものは永遠に残ります。イエス様のために投資したものは永遠の結果を伴います。主がみなさんを祝福してくださいますように。神の御国のための祝福となりますように。

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