2022/10/30 召天者記念礼拝 横田法路師
そのような私たちをイエス・キリストは真のたましいの安らぎへと招いてくださいます。
1.来なさい Come 「わたしのもとに来なさい」(28)
「来なさい」、ここからすべてが始まるからです。たましいの安らぎを得るために私たちが行かなくてはならないところはイエス様のところです。
2.負いなさい Take 「わたしのくびきを負って」(29)
くびきは二頭の牛が歩調を合わせるのを助けます。たましいの安らぎはイエス様と一緒に歩む時に得られます。1+1は2ではなく、驚くような力が発揮されます。くびきは重荷ではありません (30)。イエス様が負わせてくださるくびきは不思議なくびきです。オーダーメイドのように一人一人負いやすいくびきを用意してくださっています。他の人と比べる必要はありません。高慢になると人の欠点が目に付き、見下し、排除します。イエス様はへりくだったお方です。疲れる時、弱る時も「あなたはダメだ」と言わず、一緒に歩もうと招いてくださいます。イエス様の招きは恵みのくびき、愛のくびきです。
友人の牧師の証し:子どもの頃スポーツが苦手だった。チーム分けで一人ずつを取っていく。最後に一人残った。「あの子はいらない」。がっかりしていると一人の友だちが近づいてきて呼んでくれた。「〇〇ちゃん、おいでよ。一緒にやろう」。うれしかった。「こんなボクでもいいの」。それが自分にとっての福音の原体験だった。
3.学びなさい Learn 「わたしから学びなさい」(29)。
重荷や責任に押しつぶされそうになる時、行くべきところはイエス様のところです。イエス様の臨在を覚え、委ねていく時、引き上げてくださいます。イエス様から学びなさい。み言葉から学んでいく時、イエス様に似た者へと成長していきます。似姿に成長する一つの特徴はたくましくなっていくことです(ルカ2:40)。イエス様は神の恵みによってたくましく成長されました。私たちも成長していこうではありませんか。困難に傷つき倒れるのではなく、それを糧にして強くなっていくのです。
イエス様から学びましょう。具体的には日常生活の中で聖書を開きましょう。み言葉によって力をいただき、神の愛を体験して生き、その中でたくましくなっていくのです。
結 論
恐れる時、せっかく神様からいただいている賜物も用いることなく、私たちはあきらめてしまいやすいのです。神様の無条件の愛、完全な愛、何があっても絶対に見捨てない神様が共にいてくださることを知る時、恐れから解放されます。自分に与えられた賜物をフルに生かし、最善の自分が開花されていきます。
今日、三つのこと「来なさい、負いなさい、学びなさい」を学びました。イエス様の御声を聞いた私たちはどう応答するでしょうか。イエス様のところに行こうではありませんか。
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