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2022/11/20 6本柱⑥キリストの福音(良い知らせ)を、家族、地域、世界に伝える教会

聖書 マルコ16章14~20節 中心 マルコ16章15節  横田法路師

序  私たちはクリスチャンでない方に何を伝えますか?

「愛し合いましょう。助け合いましょう」、生き方へのアドバイスがメインだと、「難しい、無理だ」と思います。イエス様は全世界に出て行って福音を宣べ伝えなさいと言われました。福音は良い知らせ(Good News)です。イエス様の生涯こそが良い知らせです(マルコ1:1)。私たちが何をするかではなく、私たちのために神がイエス・キリスト(受肉・十字架・復活)を通して成し遂げてくださった良きことの知らせです。

1.勝利の知らせ

  キリストは十字架と復活によって、私たちを苦しめる罪と死とサタンに勝利してくださいました。 サタンは十字架を邪魔しましたが、イエス様は誘惑に打ち勝ち救いの道を開いてくださいました。

2.救いの知らせ

  キリストが「身代わり」に死ぬことで私の一切の罪が赦され、神の前に正しいものとされ、父なる神とのいのちの交わりを回復し、永遠の滅びではなく、永遠のいのちが与えられます。

3.愛の知らせ

  イエス様が十字架にかかられたのは神様が私たちを愛して救うためでした。それほどまでに私たち一人ひとりは神様に愛されている存在です。

4.希望の知らせ

 やがてこの体は復活のイエス様と同じ栄光のからだに変えられると約束されています。病、老い、死で終わりではありません。それだけではなく罪、暴力、戦争、格差、災害・・・のあるこの世界はやがて新しくされると約束されています(Ⅱペテロ3:13)。私たちは神様の約束に従って待ち望む希望の民です。

5.恵みの知らせ

 良き知らせの内容を実際に自分のものとして体験するために必要なものは信仰です。何を信頼して生きるかが大事です。「私たちの信頼を私たち自身からキリストに移すことである」「父よ、私のしたこと、またはこれからすることによってではなく、私の代わりにイエスがなさったことによって、私を受け入れてください」(ティモシー・ケラー)。

 イエス様が父なる神様のみこころに100%従い抜いて十字架にかかり、三日目によみがえってくださったことによって私たちは受け入れられました。熱心で信仰深いことも大事ですが、一番大切なのはだれを信頼しているかです。イエス・キリストを信頼する時、主の約束が実現します。

良い知らせは良い人生をもたらします。二つは関係しているけど区別しなくてはなりません。大事なのは良い知らせが届くことです。

結論 「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」(16:15)

 イエス様が十字架復活によって準備された福音、それを伝えることが私たちの使命です。「全世界」というのは、自分のいつもの世界から一歩外に出ることです。そこに主が出会わせてくださる人がいます。 それぞれできることは違います。自分の世界から一歩踏み出す時、主が共に働かれ、門が開かれていくことを経験します。ぜひ、この良い知らせを伝えていきましょう。

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