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2023/1/1 元旦礼拝  「すべてはこの一事から始まる」  横田法路師

使徒の働き1章3節

1:3 イエスは苦しみを受けた後、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。

 2023年シャローム教会のテーマは「キリストに根差し、建てられる一年」です。クリスチャン人生の大切な土台とは何でしょうか。弟子たちはイエス様の死によって「もう終わった」と思うような絶望を通りました。しかし、そこで終わらず弟子たちの人生はひっくり返りました。「キリストが生きておられる」ことを知ったからです。変えられた彼らを通して世界もひっくり返り、新しい歴史が始まりました。恐れの中にあった弟子たちに、イエス様は生きているという信仰をどうやって与えたのでしょうか。「数多くの確かな証拠をもって」です(3)。

1.キリストの復活の歴史的証拠

①多くの目撃者の存在 Ⅰコリント15:3~8「大多数は今なお生き残っています」(6)

②空の墓の存在 4つの福音書が共通して伝えています。

 復活がなかったら、この二つを説明することはできないのです。

キリストの復活を支持するさらなる証拠状況証拠

⑴弟子たちの変貌—逃げていった弟子たちが迫害に会っても復活を大胆に最後まで証しした。

⑵他のメシア運動の首謀者も十字架刑にされたが、メシアが蘇ったと言う人はいなかった。

⑶キリストの復活の後、教会が誕生し、急速に成長していった。

⑷人間を神とするユダヤ人はいなかったが、復活したイエスを神であると告白し、礼拝した。

⑸復活を祝うために、安息日(土曜日)礼拝を日曜日に変えた。

 何かが起きなければ説明がつきません。その何かがイエス・キリストの復活です。

Ⅱ.キリストの復活=「キリストは生きている」の意味

①キリストと出会い、交わり、個人的な関係を築くことができる

②死を打ち破ってよみがえったキリストは、私たちに永遠のいのちを与えることができる。

③死を打ち破ったキリストは、超自然的な力をもって私を助け、私を変え、導くことができる。

④キリストは神であり、私にとっての最善を知っているので、キリストを信頼し、従っていく。

結論

このようにキリストと交わり、キリストに従っていく時、確かに「キリストは生きている」ことを体験し、さらに信仰が強められ、また周りにも証しすることができるようになる。

(イエス様が生きておられるからもう終わりだという時も必ず力を与え、主の最善を信じていく時、状況に振り回されない確かな歩みが可能になっていく。関係が深められる鍵は礼拝、デボーション)

生きておられるキリストとの交わりを築いていくための実際的な鍵は、礼拝とデボーションです。2023年、デボーションをみんなで励まし合いながら、取り組んでいきましょう。

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