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2023/1/8 Title: “The Gospel for All of Life”「すべての人生に福音を」 ジェシー・ローズ師

聖書 コロサイ2章6-7節

2:6 このように、あなたがたは主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストにあって歩みなさい。

2:7 キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい

 私たちはまだクリスチャンでない人がクリスチャンになるための福音だと考えます。しかし、パウロによると福音はすでにクリスチャンである人にも良い知らせなのです。

1.福音の中で歩く Walking in the Gospel

私たちが最初にキリストを受け入れた時と同じように歩むようにと言っています(6)。クリスチャン生活の継続は、クリスチャン生活の始まり方と同じです。「主キリスト・イエスを受け入れた」に鍵があります。初代教会において洗礼を受ける時「イエス・キリストは主です」と宣言します。それは信仰告白であり、イエス様に従うという誓いでもあります。洗礼は内側の信仰の外側への表現です。悔い改め、福音によってキリストを信じることにより罪赦され、神様との和解を与えられました。クリスチャン生活を成長し前進させる方法は、悔い改めとキリストが成し遂げられたみわざを信じる信仰によってです。

 信じることへの召しは歩むことへの召しです。福音を通して成長し、変化する人生を歩むようにそだててくださいます(ローマ6:4)。パウロはまた、より進んだものを求めることを警告しています(8)。 福音をプールに入る飛び込み台で、一旦入ればもう必要ないと思っている人がいます。福音は飛び込み台でありプールでもあります。キリストの成し遂げられたみわざという福音の中を泳ぐことがクリスチャン生活です。

2.福音の中で成長する Growing in the Gospel

パウロは二つのイメージを用いています。深く地に根差す木と、土台が据えられ、建て上げられていくイメージです(6-7)。福音は単なる出発点ではなく力の源です。福音を信じることはクリスチャン生活の重要な出来事や一地点であるだけではなく、クリスチャン生活を生きるための震源地であり、そこから全体に広がるのです。すべては福音という変わらない土台に根差しています。成長の方法は意図的にドアを開いて、生活のいろいろな面を福音や福音の意味するものと一致させることです。み言葉の黙想は福音を具体的に適用するための一つの重要な方法です。

聖書を黙想し、福音を適用するためのシンプルなガイド

1.み言葉を読み、理解する Read and understand the passage

2.神様をみ言葉のゆえにほめたたえる Praise God for His Word

3.自分の心を分析する Analyze your heart

a. この箇所は、私に何を告白し、悔い改めるようにと導いていますか?

b. このテキストは、私に何をするように、または何をやめるように言っていますか?

4. キリストに目を向ける Look to Christ

a. イエス様は、私が今読んだことの究極的な啓示をどのように与えてくださいますか?

b. イエス様は、このテキストに書かれている必要を満たすために、どのような究極の解決策をお与えになりますか?

C.イエス様はどのような意味で、私が変わるために必要な恵みと力の源でしょうか?

3.福音の中で実を結ぶ Bearing Fruit in the Gospel

 福音によってキリストのうちに根ざし、建てられた人は感謝に満ちた人になります(7)。もっと感謝する人になろうと言っているのではありません。感謝は福音に根差す中で溢れてくるものです。

感謝が溢れない原因が二つあります。第一は、自分の負債がどれほど大きいかわかっていないことです。自分はそれほど悪い人間ではないと過小評価しているために感謝が溢れて来ないのです。第二は、イエス様は私たちの負債を払うことができ、喜んで払ってくださるお方だと十分わかっていないからです。福音をより深く理解していく時、感謝が満ち溢れるようになるのです。福音によって変えられていく小さな変化のしるしは、内側から感謝が溢れてくることです。福音は生活の全領域における良き知らせです。

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