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2023/3/19  まことの礼拝①「礼拝は人生を変える」 横田法路師
聖書 ヨハネ4章1~30節  中心 ヨハネ4章23節

神様が探し求めているのは「まことの礼拝者」です。「まことの礼拝」とは何でしょうか? 「礼拝とは、イエス・キリストの人格と救いのみわざにあらわされている神の豊かさを知りつつ、聖霊の力により、生ける神に、栄光、誉、そして神への従順をささげようとする、新たに生まれ変わった信仰者の生きざまである」(Rayburn)
どのようにして「まことの礼拝」をささげることができるでしょうか? 「御霊と真理によって」(23-24)です。二つの大事な特徴があります。

1.御霊(聖霊)により頼みながら、神を礼拝する(ピリピ3:3)
礼拝は神様の栄光を現すことですが、その栄光は聖霊が現してくださいます(ヨハネ16:13-14)。私たちが何かしたからではありません。イエス様が今も生きて働いておられることを経験できるのは、聖霊が間に立ってイエス様と私たちをつないでくださるからです。聖霊の働きがなければ生ける主に出会うことも、主の栄光を見ることもできません。生きた礼拝は聖霊により頼む礼拝です。

2.真理によって神を礼拝する
①真理であるイエス・キリストを通して(ヨハネ14:6) イエス様の十字架を見る時、神様の愛と恵みがわかり、神様をもっと愛し、賛美し、感謝したくなります。しなくてはいけないからではありません。

②聖書に啓示されている真理に従って(ヨハネ17:17) 聖書がなければ何が真理か偽りかわからなくなります。み言葉を正しく知っていく時、神様を正しく礼拝することができるようになります。旧約時代の礼拝は罪の赦しのために動物の犠牲がささげられました。そのきよめは一時的でした。父なる神様のみこころに従い抜き、罪に打ち勝たれたきよい神の子が犠牲となったことによって、動物の犠牲は必要なくなりました(ヘブル10:10、12)。イエス様があなたのために死んでくださった、これは永遠に変わることのない素晴らしい神様の贖いの事実です。そこに信頼し、立っていきましょう。

③真実に(真心から) 形だけではなく、義務感でもなく、真実に主を礼拝していくのです。神様は完ぺきを求めておられるのではありません。神様が真実であるからこそ、私たちもその真実に応えていこうとします。それがまことの礼拝者の姿です。
 罪を犯し、人を避けていたサマリアの女性にイエス様が出会ってくださいました。裁くためではなく、一番必要ないのちの水を与えるためです。彼女の人生は変わりました。今まで避けていた人々のところに行って、喜びの知らせを伝えました。イエス様に出会って、まことの礼拝者に変えられたのです。

結 論 「まことの礼拝」はサマリアの女性のような変化が起きていく礼拝です。過去の失敗を引きずり、恐れと不安の中にある人が、礼拝で生ける主に出会い、神様の愛をいただいて人生が変わるのです。そして出て行って、イエス様のことを知らない人たちに喜びの知らせを伝えるのです。
 イエス様はあなたを裁く方ではなく、新しい人生を歩ませるために十字架にかかり、よみがえって今も聖霊によって私たちと一緒に歩んでくださるお方です。聖霊により頼みながら主を礼拝し、み言葉を通して主を知っていく時、神様に栄光と誉をささげ、神様に従う新たな献身がなされていきます。私たちの礼拝が生きたまことの礼拝になっていくように祈り、礼拝でイエス様にお出会いして変えられる人が起こされるように期待していきたいと思います。

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